![[写真=サムスンSDI]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/14/20250314153604355178.png)
電気自動車市場の一時的な需要停滞(キャズム)で苦しんでいるサムスンSDIが、未来競争力強化のために2兆ウォン規模の有償増資を推進する。
サムスンSDIは14日、取締役会を開き、施設投資資金調達のために有償増資を決定したと明らかにした。 今回の有償増資は株主配分後、実権株一般公募方式で進行され、発行株式数は1182万1000株で、増資比率は16.8%だ。
新株配分基準日は4月18日で、確定発行価額は5月22日に決定される。 以後、5月27日から6月3日まで自社株組合、旧株主、一般投資家の請約が進行され、新株は6月19日に上場される予定だ。
サムスンSDIは調達した資金を△米GMとの合弁法人投資 △ハンガリー工場増設 △国内全固体電池ライン構築などに投入する計画だ。 これと共に、保有資産の活用など多様な資金調達案も積極的に検討する方針だ。
バッテリー業界の専門家たちはサムスンSDIが今回の有償増資で、約40~50GWh規模の生産設備を拡充できると予測している。
サムスンSDIのチェ·ジュソン社長は“安定的な財務構造を土台に、中長期成長を加速化するために有償増資を決めた”とし、“技術競争力強化と費用革新を通じて売上・受注を拡大し、キャズムを克服して近づくスーパーサイクルを準備する”と述べた。
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