![[写真=ロッテケミカル]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/03/12/20250312151043681169.jpg)
ロッテケミカルがサムスン電子の最新スマートフォン「ギャラクシーS25」にリサイクルプラスチック素材を供給すると12日、明らかにした。
ロッテケミカルはサムスン電子・DS(デバイスソリューション)部門で半導体ウェハー移送に使われるウェハートレイ廃棄物を回収し、プラスチック原料の一つであるPC(Polycarbonate)素材にリサイクルする。 該当素材は再びサムスン電子・MX(モバイルエクスペリエンス)事業部のギャラクシーS25シリーズスマートフォンのSIMトレイおよびサイドキー、ボリュームキー部品に適用される。
ロッテケミカルは該当素材を供給する過程で製品品質と性能を維持しながらも環境保護に寄与する核心役割を遂行し、サムスン電子はリサイクル素材適用を通じ、事業部間の資源好循環体系を構築できるようになった。
ロッテケミカルはまた、海に捨てられている廃漁網をリサイクルしたプラスチック素材も同時に供給する。 漁網に主に使われるプラスチック素材はポリアミド(Polyamide、PA)で、耐久性と強度が優れ、多様な産業分野で広く使われる合成素材だ。
しかし、使用後に捨てられる廃漁網は海洋生態系に深刻な脅威をもたらしている。 ロッテケミカルはこのような問題を解決するため、廃漁網を原料にしたリサイクルポリアミド素材をコンパウンディングし、サムスン電子のギャラクシーS25スマートフォンのスピーカーモジュールなど内蔵部品に供給している。
ロッテケミカル関係者は“今回の協力は環境保護と企業の社会的責任を同時に成し遂げた成果”とし、“今後も持続可能なリサイクル素材開発を拡大し、グローバル競争力をより一層強化する予定”と述べた。
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