![[写真=ロッテ]](https://image.ajunews.com/content/image/2025/02/09/20250209165520710501.jpg)
ロッテがインドに新工場を竣工し、人口14億人のインド市場攻略に本格的に乗り出した。
ロッテウェルフードは今月6日、インド西部地域のプネー(Pune)市でハブモアプネー新工場の竣工式を開催したと9日、明らかにした。
辛東彬(シンドンビン、重光昭夫)会長は祝辞を通じ、“由緒のあるハブモア企業を買収しイ、ンド氷菓事業を始めた以後、ロッテはインドの眩しい経済成長速度に合わせて注目するほどの成長を成し遂げた”とし、“今回の新工場竣工がロッテのグローバル食品事業において重要な道しるべになるだろうし、今後、最高の品質製品を作って、ハブモアをインドで最も愛されるブランドにする”と述べた。
今回のプネー新工場は、ロッテウェルフードが2017年12月にハブモアを買収して以来、初めて増設した生産施設だ。 工場敷地面積は6万平方メートルで、サッカー場8ヵ所の大きさに達し、従来のグジャラート(Gujarat)工場より6倍も大きい規模だ。
新工場にはロッテウェルフードの自動化設備など韓国の先進生産技術を導入し、生産効率性を大幅に高めた。 ロッテウェルフードは、氷菓のオンシーズンに安定的な製品生産と供給が可能になり、今年だけで氷菓の売上げが前年対比15%以上伸びるものと期待している。 現在、9つのラインを稼動しているプネー新工場は、2028年までに生産ラインを16つまで拡充する計画だ。
プネー新工場が位置するインド西部地域のプネー市は、ハブモアにとって最適の地理的要衝地だ。 ハブモアはプネー工場の生産量を基に、インド西部地域での市場支配力を高めると同時に、プネー工場をインド南部地域進出の前哨基地とする予定だ。
ハブモアはロッテブランドの製品生産も拡大する。 現在、グジャラート工場でワールドコーンを生産しており、プネー新工場では豚バー、ジョーズバー、スイカバーなどを年内に順次生産し、インド市場に供給する予定だ。 インドをはじめとするグローバル市場でのロッテブランドの競争力を高めるため、ロッテブランドの生産量は持続的に拡大する方針だ。
ロッテウェルフードは、新工場の竣工や統合法人の発足などを相次いで進め、インド市場の攻略にも本格的に乗り出す。 上半期内に発足するロッテ·インディアとハブモアの統合法人は、製品ポートフォリオを強化し、物流拠点を統合して効率化のシナジー効果を出すものと見られる。
また、インドのハリヤーナー工場をペペロブランド初の海外生産基地に決め、今年下半期から生産に入る。 ロッテウェルフードはグローバル事業をさらに強化すると同時に、事業ポートフォリオを調整し、企業価値の向上に力を入れる計画だ。
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