大韓航空、11日にアシアナを子会社に編入…持分63.9%取得

[写真=大韓航空]
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大韓航空が約4年ぶりに企業結合手続きを全て終え、11日付でアシアナ航空を子会社に編入する。

大韓航空は11日に行われるアシアナ航空の第三者割当有償増資に参加し、1兆5000億ウォンを投資し、新株約1億3157万株(持分率63.9%)を取得する予定だと3日、公示した。

大韓航空はこれに先立って、納入した契約金および中途金総額7000億ウォンの他に残金8000億ウォンを追加投入する。 新株引受取引は通常、企業結合の最後の段階で行われる。 残金納入まで終われば、大韓航空はアシアナ航空の筆頭株主になり、アシアナ航空は大韓航空の子会社になる。

大韓航空は2020年11月、アシアナ航空買収推進を初めて公示して以来、4年1ヵ月ぶりに企業結合過程を終えることになった。 2019年4月、アシアナ航空の売却が決定された時点からは5年8ヵ月ぶりのことだ。

大韓航空は2021年1月、企業結合を申告した14か国の「必須申告国」のうち、米国を除く13ヶ国の承認を終えた。 大韓航空は企業結合の進行過程で、欧州連合(EU)や米国などの競争当局が提起した旅客や貨物部門の独寡占への懸念を解消するための措置を完了した。

米法務省(DOJ)には先月末に発表されたEU執行委の企業結合最終承認結果とアシアナ航空の新株買収計画を報告した。 これを受け、11日の新株買収以前までにDOJが異議を提起しなければ、企業結合を承認したと見なすことができる。

DOJは企業結合承認を別途公表せず、承認しない場合にのみ独寡占訴訟を提起し、反対意思を表明する。
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