起亜がDHLコリアとPBV(目的基盤車両)を基盤にしたグローバルエコ物流生態系の拡散に協力する。
起亜は13日、DHLコリアとエコ物流運送革新プロジェクト推進のための業務協約(MOU)を締結したと明らかにした。
今回の協約は、物流分野でエコパラダイム、IT技術基盤の物流革新およびデジタル転換に対する対応が必要だということに両社が同意して行われた。
起亜は、個別顧客にビジネス環境に最適化されたトータルモビリティソリューションを提供するという目標の下、PBV関連の様々な協業を展開しており、グローバル物流企業のDHLコリアは2030年までに物流車両100%電動化目標を達成するため、積極的なエコカーの導入を試みている。
協約により、起亜は2026年から初の中型PBVである「PV5」をDHLコリアに供給し、今後、DHLコリアの物流現場および車両運営関連の特性を把握し、DHLコリアの物流環境に最適化されたPBVモデルも製作する計画だ。
この他にも起亜は充電、ASなどPBV連携ソリューションとサービス開発のために積極的に協力するなど、中長期的にDHLコリアとエコカー転換のために持続的に努力する。
両社は今回の協約を通じ、物流市場にエコカーの導入を拡大することで、グローバルエコ物流生態系を成功裏に構築できるものと期待している。
起亜自動車は今回の協約をきっかけに、アジア、欧州など様々な国を対象に協業の機会を模索する予定だ。 また、今後、PV5だけでなく、2027年に発売予定の大型級PBV「PV7」などで協業モデルも拡大推進する。
一方、起亜は今年のCES 2024で、移動手段の革新をリードする未来核心事業としてPBVを提示し、差別化されたPBVを披露し、未来モビリティ市場を先導する企業に生まれ変わるという目標を明らかにしている。
起亜は2025年、専用プラットフォームを適用した初のPBVモデルを発売した後、中型から大型まで含めたPBVラインナップを備え、ソフトウェアを中心とする特化ソリューションパッケージも一緒に用意する計画だ。
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