済州航空、今年1~9月の乗り継ぎ旅客9万9570人…前年比35%↑

[写真=済州航空]
[写真=済州航空]

済州航空が持続可能な成長基盤確保のために乗り換え旅客の需要創出に集中すると6日、明らかにした。

済州航空は現在就航している日本と中国、東南アジア国家50都市・73路線を土台に、多様な路線組合を通じて旅行客の移動便宜増大、顧客選択権拡大などはもちろん、新規需要を発掘し、収益モデルを多角化するという戦略だ。

済州航空のこのような試みは、2015年の威海~仁川と青島~仁川など2つの韓中路線を仁川発のサイパン、タイ·バンコク路線と連携させ、中国人の乗り換え需要を創出したことから始まった。 該当都市で直航路線がなかったり、運航頻度が少ない点を活用し、新しい隙間市場開拓を試みたのだ。

済州航空はエンデミック以後、国際線運航が正常化したことにより、日本の小都市新規就航、東南アジア新規就航および再運航を通じ、乗り換え旅行客誘致に乗り出している。

済州航空は今年3月、仁川空港と広島空港が締結した「仁川-広島路線活性化および乗り換え客誘致のための業務協約」に参加し、「広島~仁川~タイ·ベトナム·フィリピン·香港」等をつなぐ商品を開発した。 この他に「松山~仁川~タイ·ベトナム·フィリピン·香港·大洋州」、「タイ·ベトナム~仁川~日本」など、済州航空が保有した路線資源を活用して旅行客に便利な乗り換えオプションを提供している。

このような済州航空の努力は乗り換え旅客の需要増加につながっている。 2024年1月から9月まで、韓国を経て第3国へ行くために済州航空を利用した顧客は9万9570人で、昨年同期の7万3930人に比べて35%増加し、すでに昨年全体の乗り換え旅客数(9万7092人)を超えている。

済州航空は最近、仁川~インドネシアのバタム路線に国籍航空会社としては初めて新規就航し、ジャカルタとバリを通じてのみ韓国を訪問できたインドネシア旅行客に新しい代案を提供している。 会社はエティハド航空、ユナイテッド航空など14のグローバル航空会社とのインターライン協定を締結するなど、海外ネットワークの拡張にも努力を傾けている。

済州航空関係者は“乗り換え客誘致を通じて持続可能な成長基盤を確保に努力している”とし、“新規就航、海外ネットワーク拡大など多様な路線組合を通じ、新しい需要を発掘し、収益モデルを多角化することに集中する計画”と述べた。
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