韓国中小ベンチャー企業部と法務部が、海外有望企業を誘致するためにスタートアップコリア特別ビザを新設する。
中小ベンチャー企業部は6日、今月7日からスタートアップコリア特別ビザ対象者選抜のための募集を開始すると明らかにした。
スタートアップコリア特別ビザは去る7月末、グローバルスタートアップセンター開所式で中小ベンチャー企業部と法務部が共同で導入計画を発表した後、運営方案を用意し今回公式的に制度化した。
今回新設されたスタートアップコリア特別ビザは、定量的要件を最小化し、民間評価委員会の事業性・革新性評価を経て中小ベンチャー企業部が推薦すれば出入国管理法令などにともなう審査後、法務部が最終的に発給する。既存の技術創業(D-8-4)ビザと差別化し、ビザ発給要件を革新的に改善した。
スタートアップコリア特別ビザ制度の核心である海外有望スタートアップの発掘と推薦の役割は、中小ベンチャー企業部が担当する。民間専門家を中心に評価委員会を構成し、海外スタートアップの事業性と革新性、韓国進出の可能性および韓国経済への貢献度などを総合的に評価し、法務部に特別ビザの発給を推薦する。
推薦を受けた外国人起業家は、韓国の国内に滞在する場合は管轄出入国・外国人庁(事務所)に、海外では当該国駐在大韓民国大使館(領事館)を訪問して特別ビザ推薦書を提出し、ビザ発給を申請すればよい。
中小ベンチャー企業部のオ・ヨンジュ長官は「中小ベンチャー企業部は今年からインバウンド(外国人創業家の韓国創業)活性化政策を本格的に推進している」として「新しく導入されたスタートアップコリア特別ビザが、海外創業人材誘致および創業生態系グローバル化に大きな力になると期待する」と明らかにした。
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