LG化学はトヨタ自動車とパナソニックの日本合弁法人「プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(Prime Planet Energy & Solutions、PPES)に陽極材を供給すると22日、明らかにした。
PPESは日本の代表的なバッテリーメーカーの一つで、トヨタ自動車をはじめとするグローバルOEM多数に電気自動車用バッテリーを供給する会社だ。
LG化学はグローバル拡張戦略の一環として、日本PPESを新規顧客として追加する成果を確保し、2026年を目標に日本PPES工場に陽極材を供給する計画だ。 陽極材の供給規模は3社協約によって別途に公開しない予定だ。
EV用陽極材を先導するLG化学は、多数のグローバルOEM電気自動車モデルに陽極材を供給している。 LG化学はPPESの低炭素ビジョンに歩調を合わせ、高性能バッテリー生産と同時に、環境への影響を最小化する革新的な素材、工程技術開発に集中する計画だ。
LG化学のシン·ハクチョル副会長は“グローバル先導企業であるPPESの次世代バッテリープロジェクトに陽極材を供給することになったという点で意味が大きい”とし、“LG化学の差別化された製品および工程技術と供給網競争力を土台に、今後もグローバル協力を継続していく”と伝えた。
これに先立ち、LG化学は今年2月、GMと陽極材供給契約を締結した。 この契約により、LG化学は2035年までに少なくとも24兆7500億ウォン規模の陽極材をGMに供給することになる。 陽極材はバッテリー生産原価の約40%を占め、バッテリーの寿命と性能を決定付ける核心素材に分類される。
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