韓国大統領室は6日、韓国政府が2000人と発表した2026年度医学部の定員調整もできるという立場だと伝えられた。
また、医療界の事態解決のための与・野・議・政協議体も構成できるという方針を立てたという。
与党の高位関係者は「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が2000人増員に固執するということは偽ニュース」とし「合理的、科学的推計を持ってくれば開かれた心で虚心坦懐に議論できる」と明らかにした。さらに「これまで医療界が対話に応じていなかったが、医療界と政府、野党も参加してきちんと議論するなら歓迎」とし「この議論ではゼロベースですべての検討が行われる」と付け加えた。
先立って尹大統領は先月29日の記者会見で「科学的根拠によって合理的需要推計を提示すれば開かれた心で検討すると何度も話してきた」と明らかにした。
一方、国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)代表もこの日午前、ブリーフィングを自ら要望し「医大増員の合理的代案を模索しよう」として、このような協議体構成を提案した。
韓国政府は今年、医療改革のための医師拡充のため、来年度の大学入試から2035年までに医科大学の入学定員を2000人ずつ増やすことにした。
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