LG電子がインテルの次世代プロセッサーを搭載した「LGグラム」を公開した。
LG電子は今月6日からドイツ・ベルリンで開かれる「IFA 2024」を控えて行われたインテルの次世代プロセッサー発売行事で、「インテル®コアウルトラ(Ultra)プロセッサー(series2)」を搭載した16型「LGグラムプロ(Pro)」を初めて披露したと4日、明らかにした。
LGグラムプロに搭載された新しいプロセッサーの人工知能(AI)処理性能は、以前の世代に比べて3倍も強力になった。 特に、人工知能の演算に特化した神経網処理装置(NPU)の性能が大幅に向上したというのが会社側の説明だ。 NPUはAI作業に必要な複雑な数学演算を効率的に処理する専用プロセッサーで、優れた効率性と性能、電力節減効果などが長所だ。 ネットワーク接続なしでも機器自体でAI演算を遂行する「オンデバイスAI」を具現するための核心要素に挙げられる。
インテルの次世代プロセッサーに搭載されたNPUは「1秒当たり最高48兆回の演算(48TOPS、Tera of Operations Per Second)」が可能だ。 前世代に比べて4倍以上向上したAI演算性能に基盤に、最新の生成AIはもちろん、多様なAIサービス機能を快適に遂行することができる。
LGグラムプロはグラム本来の超軽量アイデンティティを維持しながらも、LGグラムシリーズの中で最も優れた性能を備えた最上位ラインナップだ。 新たに設計された内部構造と強化された発熱制御システムなどを基盤に、高性能ノートパソコンは携帯性が劣るという固定観念を破ったという評価を受けている。
製品に搭載された「AIグラムリンク」機能で最大10台のアンドロイド/iOS機器と写真などを手軽にやりとりしたり、画面を共有することができる。 また、AIが写真を分析して人物、場所、日付など39つのカテゴリーによって自動的に分類してくれるなど、便宜性も優れている。
LG電子は今回公開された「LGグラムプロ16」を含め、次世代AIプロセッサーを搭載したLGグラムシリーズを年内にグローバル主要市場に順次発売する予定だ。
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