SKエコプラントは人工知能(AI)基盤の焼却炉・水処理施設運営最適化ソリューションに自動運転が可能なAIを適用完了したと23日、明らかにした。
SKエコプラントが今回、焼却炉や水処理施設に適用したAIは運転者の判断や介入なしにAIが現在の状況に合う操作方法を判断し、遂行する技術だ。 従来のAIは、AIが運転者に適切な操作案を提示した。
新しいAIの適用で、運営効率性の向上効果も期待される。
水処理施設は水質浄化用微生物が活発に活動できるように送風機で酸素を供給する。 24時間運営される特性上、送風機の強度を毎回調整することが難しく、上向き出力して過剰運営される場合も多かった。 .
このような問題改善のため、SKエコプラントは一日最大7万㎥の廃水を処理する施設で、独自テストを行った。 微生物反応で廃水を浄化する生物反応槽と廃水に浮遊物質を薬品と反応させて除去する加圧浮上槽に該当AIを適用し、今年2月から7月までの6ヵ月間、自動運転を施行した。
その結果、AIを適用しなかった2021年1月から2023年8月までの2年8ヵ月期間と比べ、平均送風機のエネルギー使用量が約37.2%減少した。 昨年10月から今年1月までAIが送風機運転設定値を提供し、これを参考にして使用者が運転をした場合、省エネ効果約20%よりも改善された数値だ。
薬品投入量も有意義な削減率を示した。 同期間、AI適用前のデータ薬品投入量に比べ、AI自動運転後の薬品投入量は25.3%減少した。
廃棄物を燃やす際、焼却炉内の温度偏差を減らし、不完全燃焼で有害物質の発生量が増加することを防止するのにもAI技術が活用される。 センサーがリアルタイムで温度、汚染物質の発生量などをモニタリングすれば、AIがデータを分析して適正量の廃棄物を投入したり、送風量を調節するやり方だ。
これまで廃棄物投入の可否をガイドしていたAIは今回の高度化で、運転者が廃棄物を焼却炉ホッパーの上に持っていくだけで、自ら判断して廃棄物を投入する。 焼却効率を高めるための送風量調節も自ら操作する。
SKエコプラントは傘下の子会社焼却施設1ヵ所にAIを適用し、年内に追加で1ヵ所にAI技術を適用する予定だ。
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