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昨年、1人世帯が前年比4.4%増加し、783万世帯に達した。また1人世帯3人のうち1世帯は60歳以上であることが分かった。
統計庁が29日に発表した「2023年の人口住宅総調査結果」によると、昨年11月1日基準で全体一般世帯の数は2207万3000世帯だ。全体世帯は親族世帯が62.1%(1万3699世帯)、1人世帯が35.5%(782万9000世帯)、非家族世帯が2.5%(54万5000世帯)で構成されている。
特に1人世帯の増加傾向が目立った。1人世帯は1年前(750万2000世帯)に比べて32万7000世帯(4.4%)増加した。単身世帯の割合も1%ポイント増えたが、増減幅は0.3%ポイント減り、昨年より鈍化した。
年代別の割合は20代以下が18.6%で最も高く、30代と60代がそれぞれ17.3%で後に続いた。昨年対比増加幅が最も大きい年齢帯は60代で、前年対比10万2000世帯増えた。
60~80代の1人世帯も増加した。70代(11%)と80代以上(8.1%)はそれぞれ前年比0.2%ポイントと0.3%ポイント上昇した。
性別比率は、50代以下は男性が、60代以上は女性1人世帯の割合が高かった。男性1人世帯は30代(21.8%)、20代(18.7%)、40代(16.0%)、50代(17.6%)で多く、女性1人世帯は60代(18.6%)、70代(15.2%)、80代(13.1%)で多かった。
市・道別の1人世帯の割合は大田(テジョン)が39.4%で最も高く、蔚山(ウルサン)が30.9%で最も低かった。昨年と比較すると、江原(カンゥオン)が前年比1.7%ポイント増加し、最も大きく増えた。一方、世宗(セジョン)が0.2%ポイント増え、最も低い増加傾向を示した。
1人世帯は主にマンション(34.9%)や多世帯単独住宅(20.8%)に居住していると集計された。マンションと住宅以外の住居がそれぞれ7.1%、4.6%上昇した。1人世帯の住居形態は、全体一般世帯と比較すると、多世帯単独、住宅以外の住居の割合が高く、マンションの割合が相対的に低かった。
高齢化時代によって、65歳以上の高齢化1人世帯も増加傾向を示した。高齢者1人世帯は213万8000世帯で、全体世帯の9.7%、1人世帯だ。これは前年比8.3%ポイント増えたものだ。市・道別に高齢者1人世帯の割合は、特・広域市は釜山(11.9%)と道地域は全羅南道(チョルラナムド、15.5%)が高かった。
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