今月1日から20日までの韓国の輸出額が前年同期比20%近く増加した。
関税庁は22日、7月1～20日の韓国の輸出額が372億ドルを記録したと明らかにした。先月末まで9ヵ月連続で増加した輸出が、今月に入っても上昇の勢いを続けているのだ。特に半導体の輸出が57.5%増加し、上昇の勢いを牽引した。中国と米国への輸出もそれぞれ20.4%、13.4%増え、好調を見せた。
同期間の操業日数（16.5日）を考慮した一日平均輸出額も計22億5000万ドルとなり、11.6%増加した。輸入も372億2100万ドルを記録し、14.2%増えた。
貿易収支は5000万ドルの赤字となった。
主要輸出品目別では半導体（57.5%）と乗用車（1.8%）、石油製品（28.4%）は増加した反面、無線通信機器（-1.3%）は減少した。
国別では中国（20.4%）と米国（13.4%）、欧州連合（3.3%）、ベトナム（23.6%）、日本（6.5%）への輸出が増加した。
主要輸入品目別では原油（40.0%）と半導体（15.5%）、ガス（31.1%）は増加したが、石炭（-29.9%）は減少した。
国別では中国（6.7%）と米国（61.8%）、欧州連合（5.0%）、日本（7.9%）からの輸入は増えたが、豪州（-12.9%）は減った。
一方、6月の輸出は前年同月比5.1%増の570億7000万ドルを記録した。昨年10月から9ヵ月連続でプラスの流れを続けている。
半導体の輸出は50.9%増の134億2000万ドルと集計された。対米輸出は歴代6月中の最大実績である110億ドル（14.7%↑）で11ヵ月連続増加しており、対中国輸出も107億ドル（1.8%↑）で4ヵ月連続プラスとなった。
一方、6月の輸入は7.5%減の490億7000万ドル、貿易収支は80億ドルの黒字を記録した。13ヵ月連続黒字基調を続けている。特に6月の黒字は2020年9月（83億ドル）以来、45ヵ月ぶりの最大規模だ。
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