東京のあるイタリアンレストランが韓国人と中国人の入店を拒否し、「嫌韓」論議が起きている。
新宿・大久保にある同店はX(旧ツイッター)公式アカウントに1枚の写真を投稿した。写真には「嫌な思いをして働く気はないので中国人、韓国人お断りします」と書いてあった。この書き込みは現在1700万回以上の再生数と3000個以上のコメントが書き込まれた。
大久保には在日韓国人が多く居住しており、近くにコリアタウンもあるだけに、「嫌韓」論議が起きているのだ。
日本現地のネットユーザーらの反応は、賛否に分かれている。あるネチズンは「店も選択する権利がある」として店の立場を理解した。反面、他のネチズンは「こういう案内文を堂々と掲げて営業できるということ自体が間違っている」として批判した。
実際、同店の投稿に対しては日本のX上で「いいと思います」「他のお客さんに迷惑をかけるなら当然」「店のルールはオーナーが決めること」と賛同の声がある一方、「排外主義はどうかと思う」「日本人も入りづらくなる」「日本語で書いて意味あるの?」「大久保に店を出してそれを言うのか」「わざわざ喫煙所に入ってたばこ嫌いと叫んでるみたい」など否定的な声も目立った。
日本で「嫌韓」論難が生じたのは今回が初めてではない。2016年、大阪のある寿司屋でわさびを過剰に入れたすしを韓国人の観光客に提供し議論になった。昨年も日本で「わさびテロに遭った」という韓国人旅行客の書き込みが拡散されたりもした。
一方、韓国の国土交通部の航空統計によると、今年上半期(1~6月)の円安により、1217万人が日本を訪問した。これは2019年上半期の1122万人より約100万人増えた数値だ。
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