サムスンSDSが最近、米国フロリダ州オーランドで開かれたガートナーサプライチェーンシンポジウム・エキスポに参加し、購買供給網管理ソリューション「SRM SaaS」を披露したと9日、明らかにした。 ガートナー供給網シンポジウム・エキスポは全世界100社以上の企業と3,800人以上の専門家が参加し、世界最大規模を誇る。
購買供給網管理(SRM)、は製品生産に必要な資材、部品、人材、サービスなど企業活動に必要な項目を効果的に購買できるように支援するソリューションだ。 このソリューションは、協力会社の発掘と協業から評価、調達計画およびリスク管理まで、全領域を支援する。
また、SaaS(Software as a Service)はサービス型ソフトウェアであり、ソフトウェアのさまざまな機能の中で「製品」ではなく、ユーザーが必要とする「サービス」だけウェブブラウザを通じて利用できるように提供する方式だ。
6~8日に開かれた今年のイベントで、サムスンSDSは韓国人工知能(AI)基盤の供給網管理ソフトウェア企業のエムロと共に、SRM SaaSソリューションと多様な適用事例をグローバル顧客に紹介し、大きな関心を受けたと説明した。 SRM SaaSはAI技術を通じて購買全領域を管理するソリューションで、直接購買分野に強みがあるという評価を受けている。
特に、このソリューションは原価予測、類似分析アルゴリズムなどを活用して新製品開発段階から部品原価を事前に予測し、シミュレーションすることができ、製品別・組織別目標原価管理も可能だ。 また、製品量産段階では供給網計画と連携して原価、品質、協力会社管理の側面で持続的に最適化された購買活動を支援する。
サムスンSDSは顧客会社でSRM SaaSを使えば、供給網計画から物流実行、購買と協力会社管理に至るすべての過程を一つのプラットフォームで管理することができ、全体供給網の状況を一目で把握できると強調した。
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