第1四半期の韓国内需は低迷続く···製造業の国内供給が2.4%↓

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[資料=統計庁]

韓国の内需市場の動向を確認できる指標である製造業の国内供給が、今年第1四半期に2.4%減少したことが分かった。昨年第4四半期(-3.7%)に比べて減少幅は減ったものの、6四半期連続減少傾向が続いた。

統計庁が9日に発表した「2024年第1四半期・年間製造業国内供給動向」によると、今年第1四半期製造業国内供給指数は102.5(2020年=100)で前年同期比2.4%減少した。2022年第4四半期から6四半期連続の減少だ。

製造業の国内供給指数は、韓国の国内で生産され韓国内に出荷されたか、海外で生産され韓国に流通した製造業製品の実質供給金額を指数化した内需指標だ。この指数が下がったのは、韓国市場に供給される製品がそれだけ減ったという意味だ。

製造業製品の国内供給は国産が0.6%、輸入が6.7%それぞれ減少した。国産は自動車、電子・通信などの供給が減り、輸入は電子・通信、化学製品などの品目から減少した。

財貨別に個人や家計から購入した消費財の国内供給は3.2%減少した。一方、各産業で生産関連活動に1年以上使われる機械装備を意味する資本財の供給は4.9%増えた。その結果、昨年第4四半期にマイナスを記録した最終財の国内供給は、今年第1四半期に0.1%反騰した。

資本財の国内供給は4.9%増加した。国産はガスおよび化学運搬船、機械および装備修理、半導体組立装備などが増え、輸入ではその他の半導体装備、ガスおよび化学運搬船、タンカーが増加傾向を牽引した。

鉱工業と他の産業の原材料、燃料、部品などに投入される中間財の国内供給は4.0%減少した。

業種別の国内供給はその他の運送装備(26.5%)などは増加したが、電子・通信(-8.9%)、自動車(-5.9%)、化学製品(-6.4%)などは減少した。

今年第1四半期に国内に供給された製造業製品のうち、輸入製品が占める割合(輸入シェア)は27.5%にとどまり、前年同期比0.9%ポイント下落した。
 
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