GSグループは先月29日から30日(現地時間)の2日間、米シアトルで「GS海外社長団会議」を開催したと1日、明らかにした。
ホ·テス会長をはじめ、GSリテールのホ·ヨンス副会長、(株)GSのホン·スンギ社長、GSエネルギーのホ·ヨンス社長、GSカルテックスのホ·セホン社長、GS建設のホ·ユンホン社長、GS EPSのチョン·チャンス社長、GS E&Rのキム·ソクファン社長、GSグローバルのイ・ヨンファン社長など、主要系列会社の最高経営者(CEO)が共にした。
GS海外社長団会議は、海外新興市場や先進技術の中心地で、年1回GSの未来課題を議論する最高会議体だ。 新型コロナ期間中に中断されたが、昨年5月に米国ニューヨーク・ボストンで再び開かれ始めた。
今回の社長団会議は、「生成型A(人工知能)とデジタル革新」を主要議題として開かれた。 チャット(Chat)GPTをはじめとするAI技術が日増しに発展している状況で、AI技術の発展を業務生産性と事業革新につなげるためには社長団からこれを直接理解することが必要だという判断のためだ。
これに対し社長団は30日、最初の訪問先であるマイクロソフト本社を訪ね、デジタル革新事例を調べ、「仕事の未来(Future of Work)」、「AIと産業革新(AI use case in industry)」などを主題に現地専門家と討論を行った。
また、1日にはアマゾンのクラウドコンピューティング事業部であるAWS(Amazon Web Service)を訪れ、データとAI技術を結合して業務協業と革新を促進する方法などについて議論した。
一方、今回の社長団会議は異例的に主要系列会社のDX(デジタル転換)担当役員が社長団と共に参加した。 GSグループのデジタル転換に対する最高位層の共感が現業の実行に直ちにつながるようにしようという意図が盛り込まれた。
GSグループ側はホ·テス会長就任以後、「デジタル、エコを通じた未来成長」をモットーに事業環境変化を転換することに努めてきたと説明した。
グループ会社全般のDX現況を点検し督励するための「AIデジタル協議体」を社長団参加水準で毎四半期開催してきている。 今年に入ってからは事業現場の問題をデジタルAI技術を融合して解決する「52g(5pen 2nnovation GS)キャンププロジェクト」をグループレベルで推進し、全系列会社に拡散している。
社長団会議に先立ち、ホ会長は“事業環境が大きく動揺しているが、縮こまってばかりいては未来がない”とし、“むしろ内部人材を育て、事業革新を加速化する機会にしなければならない”と述べた。
続けて“デジタルAI技術は人材の創意力と事業的潜在力を増幅する力”とし、“最高経営者から技術に対する理解を高め、事業現場で自発的なデジタル革新が起きるように率先しなければならない”と強調した。
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