アジア開発銀行（ADB）が11日、今年の韓国の経済成長率が2.2%に反発し、物価が2%台の安定傾向に入ると見通した。
この日、企画財政部によると、ADBは2024年のアジア経済展望報告書を通じて、今年の韓国の国内総生産（GDP）成長率が2.2%に上がるだろうと予想した。これは昨年のGDP成長率1.4%から0.8%ポイント上昇した水準だ。
ADBは今年、韓国GDPの成長要因について、人工知能（AI）サービスやクラウドサーバー産業の拡大によるグローバル半導体需要の持続、下半期の消費回復などを取り上げた。来年の韓国経済は輸出増加の勢いに支えられ、2.3%成長すると予想された。
ADBは、韓国をAIブームによる半導体産業の成長を主導する国に選んだ。昨年、半導体輸出全体の半分を占めるメモリーチップの先導供給者として、需要急増の恩恵を受けているという分析だ。
韓国の物価上昇率も落ち着くだろうと見込んだ。金融引き締め政策の維持と、一部の果物関税免除・引き下げなど韓国政府の物価安定努力などにより物価上昇率は今年2.5%、来年2.0%で安定すると見通した。
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