OCIホールディングスは20日、マレーシア子会社であるOCIM Sdn. Bhd.(以下OCIM)がグローバル太陽光専門企業のTrina Solarと太陽光用ポリシリコン長期供給契約を締結したと25日、明らかにした。
OCIMは2030年までに約7億ドル(約9300億ウォン)規模の太陽光用ポリシリコンをベトナムのタイグエン市にあるTrina Solar生産基地に供給する。
今回の供給で、OCIMはマレーシアのエコ水力発電のための低炭素太陽光用ポリシリコンの安定的な供給能力が認められ、グローバル市場で優越的地位を固めることになった。
Trina Solarは1997年に設立された中国の太陽光発電専門企業で、今回のOCIMとの契約を締結したTrina Singaporeをはじめ、現在、170以上の国や地域に進出している。 特に、高出力・高効率を誇る210㎜太陽光モジュール出荷量で世界1位を記録している。
OCIホールディングスは米国に続き、最近、欧州でもUFLPA(中国ウイグル強制労働防止法)と類似した強制労働禁止法の制定に合意するなど、非中国産太陽光ポリシリコンの選好度が高くなる点を考慮し、米国内の太陽光バリューチェーンの形成に重要な核心企業としての位置を強固にするために積極的に投資している。
昨年第3四半期から工程安定化と品質改善のための設備投資を開始し、グローバルトップティア顧客と非中国産太陽光用ポリシリコン価格に連動して価格交渉と契約議論を進めるなど、戦略的受注営業に乗り出している。
実際、OCIホールディングスは2月、2023年実績発表カンファレンスコールを通じ、2027年までにOCIMのポリシリコン生産能力を既存の3万5000トンから5万6600トンに増設すると明らかにしたことがある。
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