HD現代マリンソリューションが相次いでLNG運搬船の再液化設備設置工事を受注し、エコ船舶改造市場で新しいブルーオーシャンを開拓している。
HD現代マリンソリューションは最近、世界的なエネルギー企業「CHEVRON(シェブロン)」とLNG運搬船2隻に対する再液化設備設置をはじめ、「低炭素船舶改造契約」を締結したと22日、明らかにした。
HD現代マリンソリューションは昨年6月、ノルウェー船社からLNG運搬船5隻に対する再液化設備設置工事を初めて受注したのに続き、今年2月まで計8隻分の契約を獲得し、累計受注額1億ドルを記録した。
再液化設備は運航中のLNG運搬船で自然気化されるガスを液化させて貨物倉に戻す装置だ。 LNG損失を最小化するだけでなく、炭素排出を防ぐことができるエコ設備だ。
最近、温室効果ガスの排出規制が強化され、海運会社は運航中のLNG船に再液化設備を設置する案を積極的に検討している。
今回のCHEVRONとの契約には船体の底面に圧縮空気を噴射して摩擦抵抗を減らす空気潤滑システムと燃料供給効率を高める4段圧縮機(コンプレッサー)の適用も含まれ、船舶のエネルギー効率を高め、炭素排出量を減らすことができる。
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