LCC、今月末にアシアナ貨物事業入札提案書の提出予定

写真アシアナ航空
[写真=アシアナ航空]

大韓航空が欧州連合(EU)の競争当局からアシアナ航空との企業結合を条件付きで承認され、貨物事業の売却手続きも本格的に開始されている。

20日、投資銀行や航空業界によると、アシアナ航空貨物事業部の売却主管社であるスイス金融企業のUBSは最近、買収候補群を対象に投資説明書と秘密維持契約書を配布した。

候補群としては、済州航空やイースター航空、エアプレミア、エア仁川など、韓国の格安航空会社(LCC)4社が取り上げられている。 UBSは買収候補とNDAを締結した後、近く入札提案書を配布する予定だ。 買収を希望する企業は今月末までに資金調達計画書と事業計画書などを盛り込んだ入札提案書を提出する計画だ。

LCCは各社の筆頭株主の資金力を活用したり、戦略的投資家とコンソーシアムを構成して買収に乗り出すものとみられる。 済州航空は愛敬グループ所属で、他のLCCはVIGパートナーズ(イースター航空)、JCパートナーズ(エアプレミア)、ソシアス(エア仁川)などの私募ファンドを筆頭株主にしている。

売却主体の大韓航空側は入札提案をした候補のうち、最終的な買収候補群を選定し、本入札を進める方針だ。 アシアナ航空貨物事業部は現在、自社保有の貨物機8機、リース貨物機3機の計11機の貨物機を運用している。 昨年は1兆6071億ウォンの売り上げを記録した。 アシアナ航空全体の売上に占める割合は24.6%水準だ。 アシアナ航空貨物事業の買収金額は5000億~7000億ウォンと予想される。
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