LG化学がCJ第一製糖とエコバイオナイロン事業化に乗り出す。
LG化学は14日、CJ第一製糖とバイオ原料基盤のエコナイロン生産および販売合弁会社設立のための主要条件合意書(HOA)を締結したと15日、明らかにした。
今回の協約で、両社は韓国企業では初めてバイオナイロンの原料から製品まで生産する合弁法人を設立し、安定的な事業競争力を確保する計画だ。
CJ第一製糖が微生物精密発酵技術および共同開発技術でバイオ原料を生産し、LG化学の技術でこれを重合してバイオナイロンを生産・販売する。
バイオナイロンは石油系ナイロンのように耐熱性と耐久性が高く、繊維、自動車、電子機器など多様な分野に使われる。 特に、トウモロコシ、サトウキビなどバイオ原料で生産され、炭素低減効果が大きい。
グローバルエコ政策などに支えられ、バイオナイロンの世界市場の需要は、昨年の40万トン(t)から2028年には140万トン規模へと、年平均29%成長するものと業界では見込んでいる。
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