![[写真=LGディスプレイ]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/01/07/20240107134357981976.jpg)
LGディスプレイが世界最大の技術展示会「CES 2024」で、独自技術で顧客価値を革新したOLED戦略製品を大挙公開する。
LGディスプレイは今月9~12日(現地時間)まで米ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)のノースホールとウェストホールにメインブースと車両用ディスプレイ専用ブースをそれぞれ運営すると7日、明らかにした。
今回の展示は「より良い未来(A Better Future)」をテーマに、画質と性能の限界を超えた大型OLED新技術とソフトウェア中心車両(SDV)に最適化された次世代車両用ディスプレイソリューションを公開する。
ノースホールのメインブースではOLED画質の限界を超えた新しいOLED TVパネルを公開する。 独自技術である「メタ(META)テクノロジー」をアップグレードし、従来に比べて画質を大幅に引き上げた。 メタテクノロジーは有機物の光放出を極大化する「超微細レンズ(MLA)」と「輝度強化アルゴリズム」を結合し、現存するOLED TVパネルの中で最も明るい画面を具現する。
OLEDで初めて480Hz超高走査率を具現した高性能27インチQHDゲーミングOLEDパネルをはじめ、20インチ台から40インチ台までゲーミングOLEDフルラインナップが今回公開される。 1秒当たり480枚のイメージを見せる27インチ480Hz QHDゲーミングOLEDパネルは、速い画面転換でもコンテンツをさらに柔らかく鮮明に具現する。
また、バックライトなしに画素一つ一つが自ら光を放つOLEDだけの立体感のある画質に、高走査率、高解像度、速い応答速度(0.03ms)などを備えている。 暗い場面で周辺の物が画面に映る常透け現象も最小化した。
透明OLED(77、55、30インチ)なども公開される。 LGディスプレイが世界で唯一量産中の透明OLEDは、自ら光を放つOLEDの長所を極大化した技術で、ガラス窓に代替できるほど透明度が高く正確な色表現力、デザイン自由度で空間の活用性を高めてくれる。 従来のLEDより発熱が少なく室内使用にも適しており、窓や壁、床など多様な空間に希望する大きさに設置することができ、拡張性も無限だ。
車両用ディスプレイ専用ブースでは、P(プラスチック)-OLED、ATO(Advanced Thin OLED)、LTPS(低温多結晶シリコン)LCDなどの差別化技術で、SDVに最適化された超大型「Pillar-to-Pillar(以下P2P)」 ディスプレイソリューションを展示する。 P2Pは運転席のデジタル計器盤から助手席の前までダッシュボード全体を使う超大型パネルだ。 P2Pのような超大型ディスプレイの登場により、車両運行時に視野角を調節し、ドライバーが助手席の画面を見ることができないようにする「視野角制御技術(SPM)」も一緒に紹介する。
車内の限定された空間の効率性を最大化し、新しい搭乗経験を提供する新概念ソリューションも披露する。 後部座席エンターテインメント(RSE)用の「17インチフォルダブルOLED」と天井に設置する「18インチスライダブルOLED」は使用者が必要な時だけ画面を広げて使用できる。
この他、独自技術で開発した「車両用サウンドソリューション」は薄いフィルムの形で、一般自動車スピーカーに比べて重さは30%、厚さは10%に過ぎない。 これまでスピーカー設置が難しかったディスプレイ、天井、床など随所に適用可能で、搭乗者を包むような豊かな立体音響を実現する。
ディスプレイ透過率を調節して画面の中のカメラを隠すことができる「アンダーディスプレイ(Under Display)」とディスプレイを無効にする時は車内インテリア素材である木やカーボンのように見える「デコラティブフィルム(Decorative Film)」など審美性を極大化した新技術も披露する。
![[写真=LGディスプレイ]](https://image.ajunews.com/content/image/2024/01/07/20240107134427718715.jpg)
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