2024年も韓国映画の興行が続いている。「露梁(ノリャン):死の海」と「ソウルの春」が新年連休にもボックスオフィス1位と2位を記録した。
2日、映画館入場券統合電算網によると、キム・ハンミン監督の「鷺梁:死の海」は先月30日から今月1日の3日間、90万9千人余りを動員してボックスオフィス1位を守った。3日間の平均売上高シェアは38.7%、累積観客数は372万人余りを記録した。
同期間、キム・ソンス監督の「ソウルの春」は84万5千人余り(売上高シェア36.0%)の観客を追加で動員し、2位にとなった。特に「ソウルの春」は前日まで計1211万人余りを動員し、2004年に公開された「ブラザーフッド(太極旗を翻して)」を抜いて韓国の国内で封切りされた作品の中で19番目に多い観客数を記録した。
12月20日に公開された「露梁:死の海」は、壬辰倭乱勃発後の7年、朝鮮から退却しようとする倭軍を完璧に殲滅するための、イ・スンシン将軍の最後の戦闘を描いた戦争アクション映画。朝鮮を絶体絶命の危機にさらした壬辰倭乱を締めくくった最後の戦闘である露梁海戦を背景にした作品だ。
昨年11月22日に公開された「ソウルの春」は12月24日に観客動員数1000万人を超え、1月1日には累計観客動員数1200万人を突破した。 1979年の軍事クーデター「12・12軍事反乱」(粛軍クーデター)を題材に、政権奪取を狙う新軍部勢力とこれに立ち向かう人々の緊迫した9時間を描き、俳優ファン・ジョンミンとチョン・ウソンの演技が好評を受けている。
一方、3位はアニメ「 しん次元! クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜」が占め、17万9千人余り(7.3%)が観覧した。
DCスタジオ新作の「アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム」とアニメーション「トロールズ・バンド・トゥギャザー」は4・5位に上がったが、観覧客数はそれぞれ16万6千人余り(7.2%)、5万4千人余り(3.4%)に止まった。
ディズニのー新作「ウィッシュ」が封切りする3日からは順位変動が予想される中、同日午前7時基準の「ウィッシュ」の前売り率は32.0%(前売り観客数8万1千人余り)を記録し1位にランクされている。「鷺梁:死の海」と「ソウルの春」はそれぞれ16.1%(約4万1千人)、15.1%(約3万8千人)の 前売り率を記録し、現在2位と3位にランクされている。
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