
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が、イ・ヨンドンPDの不正選挙ドキュメンタリー映画の上映館に登場した。
尹前大統領は21日午前9時35分ごろ、「不正選挙、神の作品か」を観覧するためにメガボックス東大門に姿を現した。
KBSのプロデューサー出身のイ・ヨンドン氏が演出した同作は、6月3日の大統領選挙を控えて事前投票管理不良と票の電算集計過程での不正可能性を提起する内容だ。特にイ・ヨンドンPDと共に韓国史講師出身のチョン・ハンギル氏が企画・制作し注目を集めた。
チョン・ハンギル氏は、「公明選挙のために中央選挙管理委員会に行ったり、国会の記者会見も3回行った」とし「選管で1人デモもして書面で事前投票改善してほしいと求めたが、全く(要求を)聞き入れなかったので(問題を)知らせるために映画を作った」と説明した。また、今回の尹前大統領の映画観覧は、チョン・ハンギル氏の招待で行われたと付け加えた。
一方、去る17日に与党「国民の力」の離党を発表した尹前大統領はフェイスブックを通じて、「私が国民の力を離れるのは自由大韓民国を守るための責任を果たすため」として「今回の選挙は全体主義独裁を防ぎ自由民主主義と法治主義を守るための最後の機会」と主張した。
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