LG電子の北米イノベーションセンター(LG NOVA)が世界最大の家電・IT展示会のCES 2024で、LG電子の未来成長動力を披露する。
LG NOVAは来年1月、米ラスベガスで開かれるCES 2024で、「共に作るより明るい未来(Building a brighter tomorrow together)」をテーマにユーレカパークに展示館を設ける。
展示には▲デジタルヘルス(Digital Health) ▲クリーンテック(Clean Tech) ▲フューチャーテック(Future Tech) ▲スマートライフ(Smart Life)など、LG電子が集中する4つの未来産業領域で約10のスタートアップが参加する。
「デジタルヘルス」分野でXRヘルス、マインドセットメディカル、C.ライトテクノロジーズが、「クリーンテック」分野でブリキパイが参加する。 「フューチャーテック」分野はフマノ、ディープブレインAI、ナカミルが、「スマートライフ」分野ではロイビとキー2イネーブルなどが展示館を構成する。
彼らはLG NOVAのグローバルスタートアップ対象アイデア公募展「未来のための課題(Mission for the Future)」を通じて選ばれ、LG電子と協業を議論中のスタートアップだ。
LG NOVAは今回の展示会で、実際の協業可能性が高いスタートアップを選別して見せることで、LG電子が注目する未来の成長動力の輪郭を現す。
米国シリコンバレーに拠点を置くLG NOVAは新しい事業モデルを発掘し、業界を先導する革新スタートアップとの協力に速度を上げるために2020年末に新設された組織だ。
2021年から毎年グローバルスタートアップを対象に公募展を進行し、革新アイデアを持ったスタートアップを発掘・育成、事業化を支援し、新事業機会を発掘している。
LG NOVAはこれまで50社余りのスタートアップを選び、協業の可能性を具体化している。 今年からは公募展期間を拡大し、年間常時運営方式に転換し、より多くのスタートアップと協業する機会を開いた。
これと連携した行事として毎年秋に「イノベーションフェスティバル(Innovation Festival)」を開催し、多様な革新企業と投資家間の交流の場も開いている。
LG NOVAはまた、今年、専門ベンチャー投資企業のクリアブルックと提携し、従来の2000万ドル水準のNOVAプライムファンドを1億ドル以上規模に拡大造成し、未来に向けた投資に拍車をかけた。
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