今年第3四半期の海外カード使用額48兆ウォン···前年比26%↑

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[写真=Gettyimagesbank]

今年第3四半期、海外で使われたカード決済規模が1年前より26%ほど増加した。コロナパンデミック以後、初の夏休みシーズンを迎え、海外を訪れる旅行客の足が急増したうえ、オンラインショッピングの海外直接購買も増加した影響だ。

29日、韓国銀行が発表した「第3四半期居住者カード海外使用実績」統計によると、7月から9月まで海外でクレジットカードとチェックカード(デビットカード)、直払カード(クレジットカード)などを通じて決済された総額は47億9000万ドルで前年同期対比25.6%増加した。これは前四半期(46億4600万ドル)と比べても3.1%ほど増えた数値だ。

しばらくコロナ影響で停滞していた海外でのカード使用規模は、最近引き続き上昇している。実際、2021年第1四半期25億6100万ドル規模だったカード利用額は、翌年の2022年第1四半期30億6200万ドルを記録し5億ドル程度増えた。以後、同年第4四半期に40億ドルを突破したのに続き、今年に入っても本格的な回復傾向に入っている。

韓国銀行はこのような海外決済額増加背景について「オンラインショッピング海外直接購買が持続した中で海外旅行需要増加で内国人(韓国人)出国者数が相当幅増加したことがカード使用額増加に影響を及ぼした」と評価した。韓国文化観光研究院によると、今年第2四半期495万人あまりだった韓国人出国者数は、第3四半期に入って626万人あまりへと大幅に増加した。統計庁が発表したオンラインショッピングの海外直接購買規模も昨年の平均値(四半期)は10億3000万ドル水準だったが、今年に入って四半期別12億ドル台を維持している。

カードの種類別では、クレジットカード決済(36億6400万ドル)の割合が全体の76.5%に達した。クレジットカードの海外使用規模は、コロナパンデミック時期だった2021年第3四半期基準で20億4600万ドルに止まったが、翌年の2022年第3四半期28億8700万ドルに増加した。また2022年第4四半期には30億ドルを越えた。以後、今年第1四半期34億ドル、第2四半期35億ドルなどを記録している。

同期間、チェックカードの利用額も小幅反発した。第3四半期のデビットカードの利用規模は11億1800万ドルで23.3%を記録し、前四半期(22.9%)に比べて増えた。反面、直払カードの利用額は900万ドルで全体比重の0.2%に止まった。直払カードの利用規模はコロナパンデミックの真っ最中だった2021年3500万ドルに達するなど増加するようだったが、2021年第4四半期を基点に減少している。

一方、第3四半期中に海外決済に使われたカード数は計158万枚余りと集計された。これは前四半期より2.2%、前年比21.3%増加した水準だ。カード1枚当たりの使用金額は第3四半期基準で302ドルで、前四半期(300ドル)に比べて小幅増加した。

 
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