SKエコプラント、テス-エコプロとハンガリー「廃バッテリーリサイクル工場」設立推進

[写真=SKエコプラント]
[写真=SKエコプラント]

SKエコプラントが韓国のエコ事業および二次電池素材企業であるエコプロ、SKエコプラント子会社であるテス(TES)と共に、ハンガリーに廃バッテリーリサイクル工場設立を推進する。
 
SKエコプラントは最近、韓国1位のバッテリー陽極材企業のエコプロ、子会社のテスと共に、「ハンガリーバッテリーリサイクル事業協力」のための業務協約(MOU)を締結したと19日、明らかにした。 

彼らは2025年の竣工を目標に、ハンガリーに廃バッテリーリサイクル工場の設立を推進することにした。
 
ハンガリーは2022年基準で中国、ポーランド、米国に続き、世界4位のバッテリー生産国で、ドイツのプレミアム自動車3社(メルセデス·ベンツ、BMW、アウディ)がいずれもハンガリーに工場を運営している。 最近は中国3社(CATL、Eve Power、Sunwoda)もハンガリー進出を発表した。 韓国バッテリーセルメーカーのサムスンSDIやSK onなども進出している。 2030年のハンガリーバッテリー生産量は、2022年比7倍以上成長するものと期待される。 

今回の協約ではSKエコプラント・テスが保有している廃バッテリーリサイクル技術力とグローバルネットワークにエコプロが持っている廃バッテリーリサイクル素材技術力を基盤に、ハンガリーなど欧州地域に拠点を置く国内外の電気自動車およびバッテリーメーカーを相手にスクラップ、リコールバッテリーなどリサイクル物量を安定的に確保するために総力を尽くす方針だ。 また、廃バッテリーから回収したリチウム、コバルト、ニッケルなど希少金属を新しいバッテリー製造に再び投入するいわゆる「完結的循環体系(Closed Loop)」をハンガリー現地に構築する計画だ。 

全世界23ヵ国・50ヵ所に達するグローバル拠点確保を通じ、廃バッテリー回収をはじめ、物流前哨基地も設けた。 欧州最大の港の一つであるオランダのロッテルダム、中国バッテリー産業の要衝地に挙げられる塩城に構築中の廃バッテリーリサイクル工場も竣工を控えている。
 
SKエコプラントのパク·ギョンイル社長は“技術力とグローバルネットワークを前面に押し出し、エコプロ、子会社のテスと協力し、グローバル廃バッテリーリサイクル市場の先取りを加速化する”と述べた。
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