ネットフリックスがアカウント共有制限政策を韓国でも施行することにした。今後、家族構成員でも居住地が異なる場合は追加費用を支払うか、新しいアカウントで加入してこそサービスを利用できる。
ネットフリックスの韓国法人である「ネットフリックスサービシスコリア」は2日、自社ホームページでこのような内容を盛り込んだアカウント共有制限案内文を掲示した。同日から韓国の国内利用者に関連メールを発送し、この政策を漸進的に拡大適用する方針だ。
ネットフリックスは該当掲示文で「ネットフリックスアカウントの利用対象は会員と共に居住する方々、すなわち同一世帯の構成員」と強調した。
これによると、代表ユーザーが毎月5000ウォンを追加で支払えば、本人のアカウントに外部居住者1人の使用を確保することができる。一種の手数料を払うわけだ。その他、外部居住人が直接新しいアカウントを作ってサービスを利用することもできる。
サービス別に追加可能な外部会員はスタンダードメンバーシップが月1万3500ウォンで最大1人、プレミアムメンバーシップは月1万7000ウォンで最大2人だ。
ネットフリックスは特定ユーザーが同一世帯であるかどうかを判断するために、インターネットアドレス(IP)などを確認して判断する。ネットフリックスの関係者は「ユーザーがサービス加入時に同意した当社の個人情報取扱方針によりIPと機器ID、アカウント活動など情報を活用する」と説明した。
ネットフリックスは、カナダ・ニュージーランド・スペイン・ポルトガルに続き、今年5月は米国のユーザーに対してもを 別世帯とのアカウント共有を禁じている。韓国は今年1月31日、ホームページにアカウント共有制限政策を公示し、該当政策の導入に乗り出した。
業界の関係者は「収益性鈍化で悩んできたネットフリックスが、加入者数拡大のために強硬策を出したとみられる」と分析した。
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