![[写真=LG化学]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/10/28/20231028173326739153.jpg)
LG化学がLXハウシスと提携し、バッテリーを火炎から保護できる素材を開発した。
LG化学は27日、摂氏1500度の火炎でも20分以上損傷せずに耐えるバッテリー熱暴走遅延素材をLXハウシスと共同開発したと明らかにした。
特殊難燃熱可塑性連続繊維複合素材(特殊難燃CFT)は、強い炎と高い圧力でも従来の複合素材より14倍以上長い時間を耐えられるという特徴だ。
独自の実験で、1.6㎜厚さの薄い特殊難燃CFTに1500度以上の熱と圧力を加えた時、20分が経っても溶けて流れたり、穴が開かなかった。 これは業界最高水準の火炎遮断性能というのが会社側の説明だ。
LXハウシスはLG化学が昨年開発した熱暴走遅延素材をテープの形にして積層する製造工法で火炎遮断性能を高めた。 特に、硬くて剛性が高く、電気自動車のバッテリー部品の中でサイズが大きいバッテリーパックの上·下のカバーなどに適用できる。
これに先立って、LG化学が開発した熱暴走遅延素材は、細かい成形が可能で、バッテリーモジュールに主に使われるだけに、二つの素材が一緒に活用されれば、電気自動車バッテリー火災時の炎の拡散を二重遮断することができる。
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