![[写真=サムスン電機]](https://image.ajunews.com/content/image/2023/10/09/20231009125629113112.png)
サムスン電機が現代自・起亜と協力関係を構築し、電装市場の拡大に乗り出す。 サムスン電機は自動車用カメラ分野で優秀な技術と品質、安定的な製品供給能力が認められ、現代自・起亜から1次協力会社に選ばれたと9日、明らかにした。
サムスン電機は現代自・起亜にSVM(Surround View Monitor、サラウンドビューモニター)用カメラと後方モニター用カメラの2種を供給する計画だ。
今回供給するSVM用と後方モニタリングカメラは、車両周辺の状況を映像で表示する駐車支援システムに適用されるカメラだ。
サムスン電機は“レンズ接合部分に特殊工法を適用し、不必要な光の流入を遮断することで、視認性と安全性を確保した”とし、“特に、今回の製品の撥水性能維持時間は既存発売された製品より約1.5倍長い約2000時間以上で、業界最高水準を誇る”と紹介した。
サムスン電機のチャン·ドクヒョン代表取締役社長は“サムスン電機は今回の現代自・起亜の1次協力会社選定を通じ、電装用市場での製品競争力を立証した”とし、“会社はレンズ設計技術および製造内在化など、IT用カメラで蓄積されたノウハウを基に、最先端電装用カメララインナップの構築と生産能力強化を通じ、顧客価値を高められるソリューションを提供する”と述べた。
一方、電装用カメラモジュールの市場規模は昨年の43億ドルから2027年には89億ドルへと、年平均約16%へと持続的に成長するものと予想される。 サムスン電機はレンズ・アクチュエータなど核心部品を直接設計、製作する独自の技術力を基に、ADAS(Advanced Driver Assistance System、先端運転支援システム)のような高性能製品を中心に差別化された製品供給と取引先の多角化を通じ、電装用カメラモジュール事業を拡大する計画だ。
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