釜山市の公共交通料金が10月6日から引き上げられる中、マウルバス(町内バス)料金も同時に引き上げられる。今回のマウルバス料金の引き上げは2017年9月以来6年ぶりだ。
市と水営区(スヨング)などによるとマウルバスの大人料金は現在1130ウォンから1480ウォンに350ウォン引き上げられる。また青少年料金は据え置き、子供は無料だ。
水営区の関係者は「コロナ禍以後、マウルバスの利用率が急減したが、人件費や物価上昇など色々な要因でマウルバス運行業者の赤字が累積したために料金引き上げが避けられない状況だ」として「釜山市のマウルバス運送事業組合の申請を通じて料金を調整した」と伝えた。
一方、マウルバスと共に市内バスや都市鉄道料金も一斉に引き上げられる。一般バスは大人交通カード基準で1200ウォンから1550ウォンに350ウォン引き上げられる。
都市鉄道料金は1区間1300ウォンから1450ウォンに150ウォン引き上げられ、来年5月に150ウォンが追加で引き上げられる予定だ。
水営区のカン・ソンテ庁長は「民営業者であるマウルバス業者の慢性的な財政難でやむを得ず料金引き上げが決定されたが、青少年料金の据え置きと子供料金の無料化等を通じて家計負担を減らすことができるだろう」とし、「水営区と釜山市マウルバス運送事業組合、広安(グァンアン)交通が相互協議し、マウルバス利用サービスを向上できるようより一層努力する」と伝えた。
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