韓国政府が来年の予算1兆2000億ウォン以上を人工知能(AI)技術・サービス開発分野に投入し、スタートアップファンド2兆ウォン以上を造成すると明らかにした。デジタル先導国家に跳躍するため、デジタル産業の育成に拍車をかけている。
企画財政部のキム・ビョンファン1次官は6日、ソウル江南区ボコソウル江南で開かれた「第6回デジタルエコノミーフォーラム」でこのような内容を核心とするAI政策方向を明らかにした。
デジタルエコノミーフォーラムは企画財政部が主催しコリアスタートアップフォーラムが主管する行事で、2018年以後毎年開催されている。今年のテーマは「成長潜在力拡充に向けた真の革新」だ。
キム次官は開会の辞を通じて「韓国がデジタル大転換の波の中でデジタル先導国家に跳躍するために新成長4.0戦略を用意し、AI・自動運転などデジタル産業育成に乗り出している」として「法律・税務など専門領域だけでなく医療・介護など日常生活でも(韓国)国民が『暮らしの中でデジタル経験』を実現できるようAI技術・サービス開発と関連した予算を来年1兆2000億ウォン以上投入する」と明らかにした。これは今年の予算1兆ウォンより15.8%増えた規模だ。
さらに「革新に障害になる要素を廃止するために著作権法など関連規定も整備していく」として「グローバル次元でデジタル規範を樹立するための国際機構設置の必要性が台頭するだけに超巨大AI時代の倫理規範に対して政府と民間が共に悩んでいかなければならない」と強調した。
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