
秋慶鎬(チュ・ギョンホ)副総理兼企画財政部長官は4日、「韓国経済は月別変動性はあるものの、回復を始めていると見られる」と述べた。
この日、政府ソウル庁舎で主宰した秋副首相は、「非常経済長官会議兼輸出投資対策会議」で「7月産業活動の場合、気象悪化など一時的要因で不振だったが、輸出回復とサービス業改善などが持続している」と明らかにした。
統計庁が先月31日に発表した「7月の産業活動動向」では、産業生産と小売販売、投資が同時に減少する「トリプル減少」が1月以後6ヶ月ぶりに現れた。
秋副総理は「下半期の景気反騰の核心要素である輸出は8月夏季休暇の影響にもかかわらず半導体を中心に輸出減少幅が大きく緩和され、対中国輸出も100億ドルを再び越えた」として「貿易収支も3ヶ月連続黒字を持続するなど当初予想より良好な流れ」と評価した。
続けて「9月には貿易収支黒字基調と共に輸出減少幅が追加で緩和されると予想される」として「第4四半期中には輸出がプラス転換されるだろう」と期待した。
『中国リスク』に対しては、「中国経済状況など対外不確実性が続くだけに経済の流れに対する過度な悲観や楽観を警戒しながら緊張を緩めない」として「輸出回復モメンタムを強化し、外国人の国内観光活性化を通じて内需を振興することに政策力量を集中し総力支援する」と付け加えた。
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