
金文洙(キム・ムンス)前雇用労働部長官が3日、「国民の力」大統領選候補に選出された。
金候補は同日、京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)のキンテックスで開かれた全党大会で、総合得票率56.53%を獲得した。
これに先立ち、金文洙(キム・ムンス)、安哲秀(アン・チョルス)、韓東勳(ハン・ドンフン)、洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補の2回目の予備選挙で過半数の得票者が出なかったことで、金文洙と韓東勳の対決となった。
今回の最終予備選挙は党員投票と国民世論調査を50%ずつ反映したもので、金候補は、党心と民心でいずれも韓候補をリードした。
金候補は党員投票61.25%(24万6519票)を得て、韓候補(38.75%、15万5961票)を20ポイント以上大きくリードし、世論調査も51.81%を得て、韓候補(48.19%)よりリードした。
党内選挙の過程で、金候補が韓悳洙(ハン・ドクス)候補との一本化に最も積極的な立場を示してきただげに、今回の勝利は「国民の力」候補と無所属の韓悳洙予備候補の一本化を望む支持層の世論が反映された結果と分析される。また尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の弾劾訴追に反対した党内議員・党員の支持勢が「反弾劾」である金候補に結集したと解釈される。
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