2023セマングム世界スカウトジャンボリーが11日、閉営式とK-POPコンサートを最後に公式プログラムを終える。
閉営式には143カ国から来た参加者4万人余りが参加する。猛暑と衛生問題などでセマングムキャンプ場から早期退営した英国・米国隊員も参加し、最終日の12日から本国に帰る予定だ。
セマングムジャンボリー組織委員会によると、11日午後5時30分、ソウル上岩(サンアム)ソウルワールドカップ競技場でジャンボリー閉幕を知らせる閉営式が行われる。
30分ほど開かれる閉営式では、2027年に次のジャンボリーが行われるポーランドのスカウト側が、世界ジャンボリー開催国の旗を公式に引き受ける予定だ。
午後6時からは食事が提供され、ジャンボリーの最後は、人気アイドルグループが大挙参加するK-POPコンサートが飾る。
閉営式に続き午後7時から2時間「K-POPスーパーライブ」が開かれる。公演には IVE(アイブ)・New Jeans(ニュージンズ)をはじめ、NCTドリーム、ITZY、MAMOO、THE BOYZなど計19チームが参加する予定だ。
ジャンボリーの参加者約4万人は、8つの市道にある宿舎から移動し、午後2時から順次公演場に入場する。大規模な人出が集まるだけに、安全管理を一層強化する。韓国政府と組織委はバス1000台余りを動員し、8台の市道から参加者を運ぶことになる。今月1日に始まったジャンボリーは台風6号「カヌン」の韓半島貫通予報により、今月8日に参加者を8つの市道に分散避難させたためだ。
退場も順次行う。上岩ワールドカップ競技場から遠い距離に宿泊する隊員から先に移動する。全員が退場するまで気象状態を考慮して花火やドローンショーなどを行う予定だ。
ジャンボリー最終日の12日には、参加隊員らが本国に帰る。ただ、一部の国は韓国に滞在し、観光などを楽しむ予定だ。
組織委員会の関係者は「世界スカウト連盟と緊密に協力し、スカウト隊員の出国用車両配分から輸送までを隙間なく支援する」と明らかにした。
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