ソウル大学教員懲戒委員会、起訴3年5ヵ月ぶりに曹国氏の罷免決定

[写真=聯合ニュース]


ソウル大学教員懲戒委員会が13日、子供の入試不正と柳在洙(ユ・ジェス)元釜山市経済副市長に対する監察もみ消しの疑いで1審で有罪判決を受けた曹国(チョ・グク)元法務部長官に対して罷免を議決した。2019年12月31日、収賄などの容疑で在宅起訴されてから3年5ヵ月ぶりだ。

曹氏は起訴翌年1月29日、ソウル大学法学専門大学院教授から職位解除された。

ソウル大学教員懲戒規定によると、教員が法令に違反したり、その他教員として品位を傷つける行為をした場合、学内教員懲戒委に懲戒議決を要求することができる。

呉世正(オ・セジョン)元ソウル大学総長は、これまで検察の公訴事実だけで立証に限界があるという理由で懲戒手続きを先送りし、昨年7月に懲戒議決を要請した。ソウル大学教員懲戒規定によると、懲戒委は議決直後、注文と理由を書いた懲戒議決書を総長に通告しなければならない。総長は通告15日以内に懲戒処分をしなければならない。

曹氏は今年2月、子供の入試不正と奨学金名目で600万ウォンを受け取った疑いや、柳元釜山市経済副市長に対する監察もみ消し疑惑で有罪が認められ懲役2年が言い渡された。
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