北朝鮮が31日午前6時32分、韓国に向けて「北朝鮮が主張する宇宙発射体」を発射した。衛星と称したミサイルの打ち上げは2016年以来、7年ぶりである。
韓国政府は、ソウルや北朝鮮に近い地域に警戒警報を発令し、避難の準備を呼びかけている。北朝鮮は、5月29日に海上保安庁に対し、5月31日の午前0時から6月11日の午前0時までの間に「人工衛星」を打ち上げると通告している。
一方、日本の防衛省も午前6時28分頃、沖縄県の方向に発射されたと発表した。日本の海上保安庁は沖縄県を対象に、全国瞬時警報システム(Jアラート)で避難命令を発令し、付近を航行する船舶に対しては落下物をみつけた場合は近づくことなく関連情報を海上保安庁に通報するよう注意を呼びかけている。
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