日本再進出1年···現代自、コナ·アイオニック5 Nの投入へ

[日本再進出1年···現代自、コナ·アイオニック5 Nの投入へ]


 
現代自が「輸入車不毛の地」と呼ばれる日本市場でエコカー事業を拡大する。 日本に再進出して1年を迎えた現代自は昨年、アイオニック5とネッソなどを前面に押し出し、526台の販売台数を記録した。 絶対販売台数自体はまだ少ないが、電気自動車の選好度が低い日本市場で販売が徐々に増えているという点は鼓舞的だ。 今年と来年にはコナ·エレクトリック、アイオニック5 Nの発売と電気自動車無償点検など各種サービスを通じ、電気自動車メーカーとしての地位を先制的に固めるという戦略だ。
 
現代自は東京·渋谷にあるトランクホテルで、「現代ブランドデー」を開催したと16日、明らかにした。
 
日本市場再進出1年を記念する席として、現地メディアや自動車専門メディアだけでなく、最近現代自を購入した一般顧客も参加した。 この日のイベントで現代自は顧客アシュアランス(安心)プログラム、最新電気自動車の発売日程などを公開した。
 
現代自の国内事業本部と日本事業を総括するユ·ウォンハ副社長は“ZEVラインナップ、ディーラーのいないオンライン販売のようなビジネスモデルは、現代自が世界中どこでもしたことのない新しい試みだった”とし、“これまでになかった差別化された試みを励ましてくださったすべてのお客様に心より感謝申し上げる”と述べた。
 
現代自はこの1年間の市場経験をもとに、現地の特性に合わせた「現代アシュアランスプログラム」を公開した。 2008年のグローバル金融危機直後、米国で実施した同名のプログラムを電気自動車普及率の低い日本市場に合わせて再構成した。
 
まず、現代自は電気自動車の新車登録後3年まで毎年の定期点検基本料を無償で提供する計画だ。 3年目の点検では、電気自動車の性能維持に欠かせないバッテリー冷却水を無償交換する。 現地の道路幅、走行環境などを考慮した車体保護サービスも実施する。 新車登録後3年まで1年ごとに1つずつ、年間最大10万円(約99万ウォン)の外観損傷修理費を支援する。 バンパー·フロントガラス·ドア·タイヤのうち、最大2つまでがサービス対象である。
 
HMJは今後、日本で販売する最新電気自動車の発売日程も公開した。 今秋にはコナ·エレクトリックを日本市場に発売する。 今年3月にグローバル市場に公開したコナ·エレクトリックは現在、日本で道路テストを行っている。 高性能ブランド「N」の初量産型電気自動車「アイオニック5 N」は来年初めに日本で発売する。
 
アイオニック5 Nは、高性能電気自動車だけが与えることができる運転のユニークな楽しさを現地の顧客に提供する見通しだ。 セダン型電気自動車のアイオニック6はマーケティング用途で導入し、展示及び試乗会を通じて日本に紹介する予定だ。 この他、現代自は昨年7月に横浜にオープンした「現代顧客経験センター」をはじめとするオフライン主要拠点で、顧客参加型ビジネスをさらに拡大する方針だ。
 
現代自は昨年2月、2009年に撤退してから13年ぶりに日本市場への再進出を宣言した。 日本自動車輸入組合によると、日本の昨年の輸入車新規登録台数のうち、現代自の車両は526台と集計された。 今年1四半期には162台が売れた。 販売台数は高くないが、現代自の電気自動車に対する好評が続き、日本の電気自動車市場がブルーオーシャンという点で成長する可能性があるという分析だ。 昨年、日本全体の乗用車販売台数で電気自動車の割合は1.4%で、3万1592台にとどまった。 アイオニック5は昨年、日本の「今年の輸入車」を受賞した。 韓国自動車が日本の「今年の車」受賞リストに上がったのはアイオニック5が初めてだ。
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