岸田文雄首相が今月7~8日に韓国を訪問する。
NHKや日本経済新聞などによると、岸田首相は7、8両日に韓国を訪れ尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と会談する方向で調整している。報道によると、岸田首相が訪問先のガーナで報道陣の取材に応じ、「今後の日韓関係の加速や激変する国際情勢について、腹を割った意見交換を行うよい機会になると期待している」と伝えた。
2021年10月に就任した岸田氏が首相就任後に韓国を訪れるのは初めて。2018年2月に安倍晋三当時首相が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)開会式出席のために訪れて以降、日本首相としては5年3カ月ぶりだ。またシャトル外交での首相の訪韓は、2011年10月の野田佳彦氏以来、約12年ぶりだ。
岸田首相は、今月19~21日に広島で開く主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)に尹大統領を招待しており、「サミット前に訪韓が実現すればシャトル外交に弾みがつく」と関係改善を加速させたい考えを示した。
会談では、北朝鮮の核・ミサイル開発に対応するため、安全保障面での連携強化なども確認する見通しだ。
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