韓国政府、中国からの入国者に対する防疫強化措置をすべて解除…3月11日から適用

[写真=聯合ニュース]


中国発入国者に対する韓国政府の防疫強化措置がすべて解除される。国内外の新型コロナウイルス感染症の流行状況が安定的だという判断からだ。

中央災難安全対策本部は8日、中国および香港、マカオ発入国者に対する入国前の新型コロナウイルス感染症検査および検疫情報事前入力システム(キューコード・Q-CODE)義務を11日から解除すると発表した。これにより、去る1月2日に始まった中国発入国者の防疫強化措置がすべて解除される。

疾病管理庁中央防疫対策本部のイム・スクヨン状況総括団長はこの日の定例ブリーフィングで、中国から入国する防疫解除の背景について「中国内の新型コロナウイルス感染症の状況が春節連休(1月21~27日)以降も1ヶ月以上安定傾向を続けている」とし、「先月26~28日の3日間、中国からの入国者が入国後の新型コロナウイルス検査で確認された陽性率は0.7%にとどまった」と説明した。

先立って1日から防疫当局は、中国からの入国者に対する入国後、PCR診断検査を解除した。

防疫当局は、韓国内の新型コロナウイルス感染症の流行状況も安定傾向に入ったと判断している。

中央災難安全対策本部のパク・ミンス第1総括調整官(保健福祉部第2次官)はこの日、中央災難安全対策本部会議の冒頭発言で「先週の新型コロナウイルス感染症の一日平均感染者数は9000人台を記録し、10週間連続で減少している」とし「35週間ぶりに1万人以下を維持している」と明らかにした。
 

 
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