今年の冬の寒冷疾患者、前年比49%増

[資料=疾病管理庁]


韓国の疾病管理庁が冬季寒波による健康被害を監視し、危険性を案内するために寒冷疾患応急室監視システムの運営を発表した結果、寒冷疾患者が前年比49%増加したことが分かった。

今冬、監視システムで申告された寒冷疾患者は計447人(死亡12人)で、前年(寒冷疾患者300人、死亡9人)比患者は49.0%、死亡者は33.3%増加した。寒波日数は14.8%(6.1→7.0日)増加し、平均日最低気温は0.1℃(-4.8→-4.9℃)下落した。寒波日数とは、朝の最低気温(03:01~09:00)が氷点下12度以下の日の数字を意味する。

寒冷疾患者は主に低体温症(67.1%)と凍傷(30.4%)の症状で救急室に来院し、年齢別では80歳以上の高齢層(22.8%)が最も多かった。低体温症は主に80歳以上の高齢層(31.0%)と道端(28.0%)で発生し、凍傷は20代の年齢層(22.8%)と山(26.5%)で多く発生した。

寒冷疾患の救急救命室の監視システムをさらに詳しく見ると、男性患者(303人、67.8%)が女性患者(144人、32.2%)より多く発生した。疾患別では体温症が300人(67.1%)で最も多く、△多発性身体部位凍傷63人(14.1%)△表在性凍傷61人(13.6%)△組織壊死凍傷12人(2.7%)の順だった。発生場所は屋外が357人(79.9%)で、室内(90人、20.1%)より多かった。このうち屋外項目の詳細別には、道端発生が111人(24.8%)で最も多く、続いて住居地周辺が67人(15.0%)、家が66人(14.8%)、山が47人(10.5%)の順だった。

疾病管理庁のチ・ヨンミ庁長は「今回の監視結果から分かるように65歳以上の老年層で寒冷疾患者と死亡者が多く発生していることを考慮して老年層対象の健康規則を細分化し、関係機関と協力して気候保健脆弱階層に対する対応を強化できるよう努力する」と明らかにした。
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