俳優イ・ビョンホンが国税庁による特別税務調査を受けていたことが分かった。
本紙(亜洲経済)は28日、「最近、国税庁が芸能人やスポーツ選手、ウェブ漫画家、ユーチューバー、プラットフォーム事業者など84人を対象に、全方位の税務調査に着手した」とした上で「韓国を代表するトップスターとして広く知られている俳優イ・ビョンホンが昨年、国税庁による税務調査を受け、数億ウォンの税金を追徴されていたことが確認された」と報じた。
イ・ビョンホンと所属事務所BHエンターテインメントは昨年9月、ソウル地方国税庁による特別税務調査を受けたという。
同紙によると、2018年にイ・ビョンホンは株式の100%を持つ不動産賃貸事業法人(株)プロジェクトBを通じて楊坪洞の10階建てビルを購入し、3年後に100億ウォン台の差益を得た。また「プロジェクトBの所在地として登録されている住所は安城市内のヴィラで、6階建てヴィラの所有者はイ・ビョンホンの母親」であると説明した。さらに「イ・ビョンホンの母親はプロジェクトBの設立初期から現在に至るまで、社内理事に名を連ねている」と付け加えた。
しかし、BHエンターテインメントは「脱税ではない」と主張している。イ・ビョンホンの追徴金は、広告のギャラと賃金の時期の違いおよび俳優が私費で全社員にボーナスを支給したのを会社の費用として処理したことで発生したものであり、会計処理の正常化の段階で起きた出来事に過ぎないと釈明した。
一方、1991年にデビューした彼は、これまで一度も税金をめぐって問題になったことがなく、少ながらず衝撃を与えている。
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