韓国、自殺率OECD1位…2017年以降増加傾向

[写真=Gettyimagesbank]


OECD加盟国の中で1位を記録している韓国の自殺率はさらに増加した。すべての自殺が人生の満足度が低いために発生するとは考えにくいが、自殺はうつ病と関連して個人の精神健康状態を示す指標であり、個人の暮らしの質と関連が高い。

統計庁の発表によると、韓国の自殺率は2021年の人口10万人当たり26.0人で、前年比0.3人増加した。2000年の人口10万人当たり13.7人から2011年には31.7人に増加した後、減少するようだった。しかし、2017年以降増加傾向に転じた。

特に青少年と青年層の自殺率増加が目立った。普通年齢が高いほど自殺率が高いが、最近は40歳以上の自殺率は減少傾向にある反面、10~20代の自殺率の増加が大きく増えた。

韓国の自殺率は比較対象国家の中で最上位水準だ。2019年基準でOECD加盟国の中で韓国の自殺率が10万人当たり25.4人で最も高かった。

独居老人の割合も2022年に20.8%を記録し、前年より0.2%ポイント増加した。独居老人の割合は2000年の16.0%から2010年に18.5%、2020年には19.8%など持続的な増加傾向を見せている。

65歳以上の高齢者人口が2000年の339万4000人から2022年に901万8000人へと2.7倍増加したのに比べ、独居老人数は2000年の54万3000人から2022年には187万5000人へと3.5倍増えた。

家族と一緒に暮らす老人は家族から経済的・物質的・情緒的な側面の多様な支援を受けることができるが、一人暮らしの老人はそうできないという点で暮らしの満足度が落ちている。
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