COFIX、2カ月連続下落…住宅ローンの金利、3%台に下がるか

[写真=聯合ニュース]


銀行圏変動型貸出の指標金利として活用される韓国のCOFIX(コフィックス・資金調達費用指数)が2ヶ月連続下落した。先月も債権・預金などの金利が下がったことにともなう影響だ。

15日、銀行連合会によると、先月の新規取り扱い額基準のCOFIXは3.82%で、前月比0.47%ポイント下落した。先月発表された昨年12月基準のCOFIXが前月より0.05%ポイント下落したのに続き、2ヵ月連続下落した。このような下落に支えられ、COFIXは3ヵ月ぶりに3%台に再進入した。

COFIXは新韓・KB国民・ハナ・ウリィ・NH農協・IBK企業・SC第一・韓国シティなど国内8銀行が調達した資金の加重平均金利だ。銀行が実際に扱った預金や積金、銀行債など受信商品金利の傾向を反映して上昇または下落する。新規取り扱い額基準のCOFIXは、該当月に新たに調達した資金を対象に算出され、新残高基準のCOFIXより市場金利変動が迅速に反映されるのが特徴だ。

2ヵ月連続でCOFIXが下落し、住宅担保貸出などCOFIXと連動した貸出商品の金利も下方修正される。 この日発表された新規取り扱い額基準のCOFIX金利下落幅が0.47%ポイントで大きかっただけに、貸出金利にも有意義な影響を及ぼす見通しだ。

COFIXの下落幅が大きいということは、最近銀行圏の受信商品金利が急激に下がっているという点を意味するだけに、預貸金利差管理のために新規与信商品金利も下落が予想される。一部では住宅担保貸出金利が再び3%台に進入する可能性も取り上げられている。

ある市中銀行の関係者は「0.47%ポイントはCOFIX引き下げ幅としてかなり大きいほうである」とし「COFIX基準で新規貸出金利を算出する市中銀行もあり、該当銀行の貸出商品金利も相当幅下がるだろう」と説明した。
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