ポスコホールディングス、シリコン陰極材子会社に591億ウォン投資…450t生産設備の構築

[ポスコホールディングス、シリコン陰極材子会社に591億ウォン投資…450t生産設備の構築]


 
ポスコホールディングスが591億ウォンを投入し、シリコン陰極材生産のための準備に突入する。
 
ポスコホールディングスはシリコン陰極材の生産技術を保有している子会社のポスコシリコンソリューションに590億5200万ウォン規模の出資を決めたと27日、明らかにした。 出資目的物はポスコシリコンソリューション普通株410万2844株で、ポスコホールディングスがポスコシリコンソリューションの新株発行有償増資に参加する方式で出資が行われる。
 
ポスコシリコンソリューションは該当資金を活用して6月、慶尚北道浦項市迎日湾産業団地に年産450t(トン)規模のシリコン陰極材1段階生産設備の着工に突入する計画だ。 竣工目標は来年上半期だ。
 
シリコン陰極材は現在、リチウムイオン電池に主に使われる黒鉛陰極材よりエネルギー密度を4倍程度高めることができる。 電気自動車の走行距離の向上、充電時間の短縮などの長所を保有しており、次世代陰極材に挙げられる。 関連市場は2030年までに年平均34%成長するものと予想される。 シリコン陰極材含量も現在の5%未満から2025年10%以上、2030年25%以上に拡大する見通しだ。
 
これを受け、ポスコグループは2030年までに年間2万5000トン規模のシリコン陰極材生産体制を構築することを目標にしている。
 
業界はポスコグループがシリコン陰極材生産設備投資を完了すれば、天然黒鉛、人工黒鉛、シリコン陰極材など陰極材分野のすべての製品群を備えることに注目している。 二次電池素材分野の競争力向上につながるという分析だ。
 
ポスコホールディングス関係者は“リチウム·ニッケル原料事業の拡張を通じ、陽極材·陰極材市場での競争力を強化し、シリコン陰極材、固体電解質、リチウムメタルなど、次世代エコ素材にも持続的に投資する”とし、‘次世代バッテリー素材領域での競争力も強化していく計画“と述べた。
 
一方、ポスコシリコンソリューションはポスコグループが次世代シリコン陰極材事業推進のために買収したテラテクノスの新しい名前だ。 これに先立って、ポスコグループは二次電池素材全体のサプライチェーン確保のため、陰極材事業の多角化に乗り出し、昨年7月、テラテクノスを買収した。
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