韓国銀行が再び政策金利を0.25%ポイント引き上げた。これまで類例のない7連続政策金利引き上げである。
13日、韓銀金融通貨委員会は同日午前、ソウル中区(チュング)の韓国銀行で通貨政策方向会議を開き、政策金利を従来の3.25%から0.25%ポイント(25bp)引き上げた3.5%に決めたと発表した。この日の会議には李昌鏞(イ・チャンヨン)をはじめとする金通委員7人全員が参加した中で行われた。
金融通貨委員会が政策金利引き上げを断行したのは11月24日以後1ヶ月半ぶりだ。韓銀金通委は4月以後に進行されるすべての金融政策方向会議で政策金利引き上げ決定を下した。
韓国の政策金利が3.5%に最も近かった時期はグローバル金融危機が発生した2008年下半期であり、同年11月の政策金利は4.0%、12月はそれより1%ポイント低い3.0%水準だった。
一方、今回の金通委の決定は、市場の予想とも概ね合致する。最近、金融投資協会が債券保有および運用関連従事者を対象にアンケート調査を実施した結果、回答者100人のうち67人が今回の会議で政策金利引き上げを予想した。政策金利引き上げを予測した回答者全員は引き上げ水準を0.25%ポイントになると観測した。
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