韓国、36ヵ月連続で人口自然減少・・・10月の出生児数、再び「過去最低」

[写真=亜洲経済]


今年10月の出生児数が同月基準で再び「過去最低値」を更新した。しかし、同期間の死亡者数は歴代最大値を記録し、人口自然減少現象が36ヵ月間続いた。

統計庁が28日に発表した「2022年10月の人口動向」によると、10月の出生児数は2万658人であり、前年同月比91人(-0.4%)減少した。統計作成を始めた1981年以後、同月基準で過去最低値だ。人口動向統計は季節要因等の影響を受けるため、通常同月基準で比較する。

一方、死亡者数は2万9763人となり、前年同月比2013人(7.3%)増えた。この数値も同月基準で最大値だ。人口が徐々に高齢化している上、新型コロナウイルス感染症が健康へのリスク要因として作用したのが影響を及ぼしたと分析される。

これにより、出生児数から死亡者数を除いた人口自然分は-9104人となった。昨年同期(-7001人)に比べて2000人以上増えた水準だ。

婚姻件数は前年同月対比8月以後3ヶ月連続上昇傾向を続けた。一方、離婚件数は減少傾向が続いた。

10月の婚姻件数は1万5832件を記録し、1年前より4.1%増加した。今年1~10月の累積婚姻件数は15万4356件で、1年前より0.8%減った。一方、離婚件数は7446件で、1年前より3.1%減少した。婚姻自体が減り、離婚も減少したとみられる。
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