現代自動車がエクシエント水素電気トラックのイスラエル進出を皮切りに、中東水素電気トラック市場の拡大に乗り出す。
現代自はイスラエル販売代理店である「Colmobil」、水素生産会社「Bazan」、水素充電所運営会社「Sonol」にエクシエント水素電気トラックを各1台ずつ供給することにしたと13日、明らかにした。
これらの企業に渡される車両は4x2エクシエント水素電気トラックで、180kW級の水素燃料電池システムが装着された。 1回の充電で400㎞以上走行できる。
Colmobilに供給されるエクシエント水素電気トラックは来年1四半期から自動車部品運送業務に本格的に投入され、中東地域で商業的に運行される初の水素電気トラックとして記録される見通しだ。
Colmobil、Bazan、Sonolはイスラエル政府の強い炭素中立意志に歩調を合わせ、昨年、水素バリューチェーン構築のための業務協約を相互締結し、この一環として今回エクシエント水素電気トラックの導入を決定した。
イスラエルは2050年までに国家温室効果ガスの排出量を2015年の85%水準に削減すると明かにした。 これを受け、現代自はイスラエルを中心に、中東地域内のエクシエント水素電気トラックの供給を拡大する計画だ。
エクシエント水素電気トラックは、現代自が世界で初めて量産した大型水素電気トラックで、現在、韓国、スイス、ドイツ、ニュージーランドで運行されている。 特に、スイスに導入された47台の場合、2020年10月から今年10月までの累積走行距離500万㎞を達成し、信頼性とエコ性を立証した。 米カリフォルニア州にも供給された計35台のエクシエント水素電気トラックは、来年3四半期の商業運行を控えている。
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