住宅ローンの変動金利、16日から再び上昇・・・新規COFIX3%目前

[写真=聯合ニュース]


明日(16日)から住宅ローン(住宅担保融資)の変動金利が再び上がる見込みだ。住宅ローンの変動金利基準になるCOFIX(コフィックス・資金調達費用指数)3%に迫り、銀行圏の貸出金利に直ちに反映される予定だからだ。

銀行連合会の公示によると、「8月の新規取り扱い額基準COFIX」は前月比0.06%上昇した2.96%を記録した。過去最大の上昇幅(0.52%ポイント)を記録した前月に比べてやや鈍化した様子だが、今年に入って7回連続上昇し、高止まりが続いている。これは2013年1月(2.99%)以来最も高い水準でもある。

また、残高基準のCOFIXの上昇幅が大きかった。残高基準のCOFIXは2.25%を記録し、1ヵ月間で0.2%ポイント上昇した。新残高基準のCOFIXも同期間1.62%から1.79%へと0.17%ポイント上方修正された。

COFIXはNH農協、新韓、ウリィ、SC第一、ハナ、企業、国民、韓国シティなど国内8銀行が調達した資金の加重平均金利だ。銀行が実際に扱った預・積金、銀行債など受信商品金利が引き上げまたは引き下げられる時、COFIXもやはりこれを反映して上昇または下落する構造だ。COFIXは住宅ローン金利算定の主要要素に挙げられる。

特に、新規取り扱い額基準のCOFIXは銀行が先月中に新規に調達した資金を対象に算出するため、市場金利変動を迅速に反映する。新規取り扱い額基準と残高基準COFIXには定期預金、定期積金、相互賦金、住宅賦金、譲渡性預金証書、転売条件付き債券売り、表紙手形の売上、金融債(劣後債および転換社債を除く)が含まれる。

都市銀行は16日から新規住宅ローンの変動金利に新規 COFIX 上昇分を反映することになる。実際、ウリィ銀行はこの日まで5.24~6.04%水準だった変動金利の住宅ローン融資商品の金利を16日から5.3~6.1%に上方修正する計画だ。農協銀行もやはり16日から新規COFIX連動貸出と固定混合型商品金利を各々4.5~5.6%、4.4~6.2%台に調整することにした。その他の銀行も同日公示されたCOFIX水準に歩調を合わせて、住宅ローン金利引き上げ準備に乗り出している。

主要市中銀行の変動型住宅ローンの上段が6%半ばを示している状況で、今回のCOFIX反映を通じて7%に一歩近づくと予想される。最近、国内外の中央銀行の緊縮の動きが激しくなった状況で、当分、COFIX金利の上昇傾向が続くものと見られ、借主の住宅ローン利子負担の拡大も避けられないとみられる。

銀行連合会側は「新規取り扱い額COFIXは該当月新規で調達した資金を対象に算出した指数であるため、相対的に市場金利反映が速い」とし「COFIX連動貸出を受けようとする場合、このような特徴を十分に理解した後、慎重に貸出商品を選択する必要がある」と説明した。
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